私たちは社長と共に深圳を訪れ、製造工程の監査を行いました。現地ではYAMAHA製の精密なマシーンを使ったサイネージ製造の現場を確認。細部まで丁寧に組み立てられ、品質管理も徹底されている様子を目の当たりにしました。

さらに、新しいデバイスの開発状況もチェック。透明ディスプレイや次世代型広告システムなど、従来の「ただ映す」サイネージとは一線を画す技術に触れることができました。まるで未来のショーウィンドウを覗いているような感覚で、ワクワクが止まりませんでした。

今回の視察で強く感じたのは、広告のあり方が大きく変わってきているということです。
これまでの広告は「見せる」ことが中心でしたが、これからは「体験させる」ことが重要になってきます。透明テレビや空間演出型のサイネージは、情報を自然に生活空間へ溶け込ませ、見る人に驚きや楽しさを届けます。

猛建設としても、この新しい考え方を積極的に取り入れ、現在引き合いをいただいている事業者様へ早く届けられるよう、スキームを整えているところです。

私たちの強みは、ハードだけではなく「システム」と「コンテンツ」までトータルで提供できること。
サイネージは機器だけでは価値を発揮できません。そこに流れるコンテンツが魅力的で、運用が簡単であることが大切です。

猛建設では、他社にはない独自のシステムを構築し、クライアントに合わせたコンテンツ制作にも挑戦しています。飲食店ならメニューやキャンペーンを即時更新できる仕組み、商業施設なら来場者の動線に合わせた情報発信など、用途に応じた柔軟な展開を進めています。

「ただの表示」から「体験の創造」へ。これが私たちのサイネージ事業の目指す姿です。

深圳滞在中には、自動運転技術を体験する機会もありました。車両はセンサーとAIで周囲を瞬時に判断し、驚くほどスムーズに走行。未来の交通を先取りしているような感覚でした。

この体験は、サイネージ事業にも通じるものがあります。自動運転が「移動の体験」を変えるように、サイネージは「情報の体験」を変える存在です。技術の進化は生活やビジネスを根本から変える力を持っており、猛建設としてもその潮流を積極的に取り入れていきたいと考えています。

深圳で得た知見は、私たちの事業をさらに加速させる大きな力となりました。透明ディスプレイや次世代広告のアイデアを吸収し、事業者様へ迅速に届ける体制を整えています。

そして、他社にはない独自システムとコンテンツ制作を推進し、未来志向のサイネージ事業を展開していきます。猛建設の挑戦はまだ始まったばかり。これからも新しい価値を創造し、皆様に驚きと感動を届けられるよう努めてまいります。